T085

ラーナー=サーヒブ(Rana Sahib)の墓として知られており,ナジャーフガルの町の東方約5.1キロメートル,ナジャーフガル=ロードの南側にある。附図の範囲外
ドームをいただく,十二本柱からなる,外辺5.4メートルの四角平面の建物で,内部には,2基の墓石の痕跡がある。この建物は,現在,東門をもつ囲によってとり囲まれている。ラーナー=サーヒブとは,この附近に住んでいたと伝えられる聖者の俗称で,現在もなお,この墓は,白く塗装され,崇拝の対象となっている。第Ⅱ期。
東研.Ⅰ-5;ASI.Ⅳ-90

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