T056

ムニールカ部落の西北端にある。附図.E-11
この建物は,高い基壇の上に立っていて,遠方からも望見することができる。ドームをいただく四角平面の建造物で,西にミヒラーブをもち,他の三方に入口を開いているが,現在では,北の入口は閉ざされている。ミヒラーブをふくむ西壁の中央部分やドームの基部には,豊富な碑文と文様とが認められ,ドームの内部もまた,8本の交叉アーチによって装飾されている。この墓建築は,現在では,農家の納屋として使用されている。第Ⅲ期。
東研.Ⅶ-11;ASI.Ⅱ-311

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