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アラーウッディーン(`Ala'al-Din)のマドラッサとよばれており,メヘローリー部落の西北隅,クトゥブ=モスクの西南方にある。附図.F-12
このマドラッサは,クトゥブ=モスクの西南に接して,内庭を囲んで立っている建物群で,アラーウッディーンの墓として知られている建物が,その南の一角を占めている。内庭の西側には,東に入口を開く七つの部屋が並んでのこっており,そのうちの2室はドームをいただき,他は平坦な屋根をもっている。さらに,これらの部屋の北方にも,いくつかの部屋がつづいていたらしく,また,内庭の北側にも,建物があったらしい痕跡が認められる。内庭の東側には,東西に並ぶ二つの部屋がのこっている。この建物群が,伝えられるように,ハルジー朝のアラーウッディーン=ムハンマドによって建てられたマドラッサであるかどうかについては,歴史的には確かな証拠はない。第Ⅰ期。
東研.Ⅸ-10;ASI.Ⅲ-10

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