パレスチナ・ラーマッラー編

行政機関、大学

パレスチナ立法評議会図書館
設備 コピー機1台、検索用PC3台、マイクロフィルム閲覧機1台
利用上の注意点
  • 貸し出し不可
  • 入館時に身分証明書の提示を求められる場合がある(守衛の判断による)
  • 入館入り口で訪問者ノートに必要事項を記入のうえで利用可能
  • コピー枚数に制限がある(1冊丸ごとは不可)
ビールゼイト大学附属図書館
設備 検索用PC各階に複数台、コピー機は地階に1台、各特別閲覧室にも一部設置
利用上の注意点
  • 大学ゲートで身分証の提示を求められる場合がある
  • コピーサービスは地階の担当者に依頼する

地方資料館・図書館

アル=ビーレ市立図書館
設備 検索用PC3台ほど、コピー機は3階に設置
利用上の注意点
  • 2階が入り口、3階に雑誌コーナーがある
  • 2014年9月現在、階段など工事中

書店、独立研究機関

ダール・シュルーク(دار الشروق، )
特徴
  • パレスチナ問題関連書籍、ジャーナル類の扱いが充実した大型書店
  • 大型図版も比較的充実
  • アンマンの店舗の方が古い書籍が多い印象
マクタバ・ジャアバ(مكتبة الجعة، )
特徴
  • マナーラ広場からすぐの小さな書店だが、パレスチナ問題関連書籍の扱いは比較的豊富
  • 新聞、雑誌も扱っている
ダール・ルアー(دار الرعاة، )
特徴
  • 地階に広めの店舗を構え、小説を中心に豊富な品揃えを誇る
  • 入り口は至極わかりにくい
  • ジャアファル・スイーツの赤い看板を目印に地下に降りると入り口がある
マクタバ・ジャーミアート(مكتبة دار الجامعات، )
特徴
  • マナーラ近くのビルの2階にある教科書・辞典類専門の書店

(鈴木啓之)


パレスチナ・ナーブルス編

大学

ナジャーフ大学附属図書館(ナーブルス)
設備 検索用PC多数、各階にコピー機
利用上の注意点
  • 旧キャンパス
  • コピーはセルフも可能、担当者にロックを解除してもらう必要がある

地方資料館・図書館

ナーブルス市立図書館(ナーブルス)
設備 3階に資料室、持ち出し不可、コピー機1台あり
利用上の注意点・特徴
  • 新聞類、ナクバの際の避難者リスト、インティファーダのバヤーンなども手広く保管
  • 2階にナジャーフ大学に提出された学位論文も保管
  • 蔵書データベースのウェブ公開なし

書店、独立研究機関

マクタバ・シャアビーヤ(ナーブルスالمكتبة الشعبية، )
特徴
  • パレスチナ人民党のメンバーが店主を務め、隠れサロン的な雰囲気
  • 抵抗運動、政治活動系の書籍が充実
マクタバ・リサーラ(ナーブルスمكتبة الرسالة، )
特徴
  • 間口は小さいが、ジャーナル類の扱いが非常に充実
  • パレスチナ問題関連の書籍もこだわりを持って集めている
ダール・アアラーム(ナーブルスدار الاعلام، )
特徴
  • 地階に広めの店舗を構える
  • 特にイスラーム関連書籍と小説が充実しているが、一角に現代政治を扱った書籍のコーナーもある

(鈴木啓之)


補. 日本国内で参照可能な一次資料

アジア経済研究所附属図書館
  • 日刊紙「アル=クドゥス」(マイクロフィルム)
  • その他…
東京外国語大学附属図書館
  • 日刊紙「アル=ファジュル」(マイクロフィルム)
  • 「アル=シャアブ」(マイクロフィルム)
  • 『パレスチナ問題文書集』(1965~1981年、アラビア語)
  • 『パレスチナ辞典』(第一版、第二版)
東京大学イスラーム地域研究拠点、東洋文化研究所図書館
  • Journal of Palestine Studies全巻など
  • 『パレスチナ辞典』(第二版)

(鈴木啓之)