No.1
書店名 マクタバ・ダンディース(本店)
説明 ヘブロンの名家の一つダンディース家が経営する書店。ヘブロン市の北端に位置し、中心地からはやや離れるものの、三階建の店舗に豊富な品揃えがある。ヘブロン市の中では最大規模の書店であり、オールマイティに品揃えがある。

 

No.2
書店名 マクタバ・ダンディース(二号店)[1]
説明 こちらは、本店よりも規模は小さいものの、イスラーム学や歴史関連の文献が充実している。店舗の二階の書庫にはやや古い文献も置かれている。先の本店との住み分けはそれほど明確ではないため、二つを行き来することもしばしばある。

 

No.3
書店名 マクタバ・ダンディース・イルミーヤ
説明 地下と一階の二階建て。特に、強い分野などはなく、一般的な書店。店員の愛想が良く、割引などにも積極的に応じてくれる。
No.4
書店名 マクタバ・ダール・イマード(ダンディース)
説明 前出の「イルミーヤ」と同じ建物内にあり、現代の中東政治やパレスチナ問題が多くを占める。他の書店に比べれば、やや規模が小さいものの店員の愛想が良い。

 

No.5
図書館 ヘブロン大学図書館
説明 ヘブロン大学は、構内に入る際に、紹介レターなどを要求されることも多く、図書館の利用にもあらかじめアポイントが必要となる様子。図書館自体の規模もそれほど大きくないが、コピー機は2台完備され、パレスチナ問題関連の文献は古いものも揃えられている。

[1] No.1, No.2 の書店はいずれも店名が「マクタバ・ダンディース」であり、経営母体を同じくしている。ここでは、それぞれの規模を鑑みて、「本店」、「二号店」と呼んでいる。ここに挙げたすべての書店は、ダンディースの名を冠しているが、明確に結びつきがあるのは、本店と二号店のみ。

山本健介