イスラマバード(パキスタン)書店案内         

京都大学大学院 須永 恵美子

 イスラマバードは、1960年代にカラーチーからパキスタンの首都としての機能が移転された、新しい人工都市である。市内は碁盤の目のように計画的に整備されており、それぞれのブロックの中心には、ショッピングエリアが配置されている。ブロックと通りの名前がわかれば、目的の場所までたどり着くことは容易である。
 イスラマバード市内の書店の数は限られている。大学関係者や出版関係者に尋ねても、以下の3軒が必ず挙げられる。また、外国企業や大使館が集まり、外国人が多いため、どの書店でも英語の書籍を中心に扱っていることが特徴である。

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*初出:須永恵美子「パキスタン書店案内 ―イスラマバード・ラホール編―」『イスラーム世界研究』Vol. 3, No. 1 (July, 2009), pp. 503-517。