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図書館名 | Adyar Library and Research Centre |
住所 | Adyar, Chennai (Madras) 600 020 |
連絡先 | http://ts-adyar.org/library.html |
開館時間 | 10:30-5:00 |
休館日 | 日曜,祝日.土曜日は不明 |
行き方 | 市内よりAdyar Bridgeをわたってすぐの左側.Theosophical Society内の右奥.敷地をぐるっと回って南側の裏門から入るのが便利. |
所蔵資料の特徴 | サンスクリット写本. |
入館許可の取得方法 | 館内の図書を利用するには,利用証を作らねばならないが,それには,協会関係者で地位ある人の紹介状が必要となる.したがって,まずは,日本からディレクター宛の紹介状を書いて貰い,さらに,ディレクターから紹介してもらうというのが,手間はかかるが,最も手っ取り早い方法である. |
複写許可の取得方法 | 紹介状あるいは所属機関発行の身分証明書(英文)および申請書(英文). |
所蔵資料カタログ | Descriptive Catalogue of Sanskrit Manuscripts in the Adyar Library. K. Madhava Krishna Sarma, under the supervision of C. Kunhan Raja. Madras: Adyar Library, 1942-. |
資料を使って出版する場合の注意点 | 写本を用いた出版物については1部寄贈. |
体験談・注意点 | オルコット大佐とブラバッツキー女史の創立になる新智学協会(Theosophical
Society)内にある.閑静な森に囲まれ,インドの写本図書館のなかでも最も整った設備(特にエアコン)を備える.ヒンドゥー文化への回帰を叫んだベサント夫人,その他の協力により,インド全国から貴重な写本が蒐集されている. 現在も写本蒐集は継続中であり,カタログ以後のものも多いはずであるが,新規購入分のカードカタログは,どういうわけか,原則非公開である. 当図書館(研究所)では,写本に基づく出版も継続している.現在も,高名なサンスクリット学者,K.K. Raja教授が図書館のディレクターであり,その下で,マドラスの優秀なパンディット(伝統的サンスクリット学者)が数名働いている. 当図書館は,規則に厳しく,全てが規則通りにしか動かない.館内の図書を利用するには,利用証を作らねばならないが,それには,協会関係者で地位ある人の紹介状が必要となる.したがって,まずは,日本からK.K. Raja教授宛の紹介状を書いて貰い,さらに,教授から紹介してもらうというのが,手間はかかるが,最も手っ取り早い方法である. また,写本番号を調べるためにカタログを借り出すにも,この規則が適用される.したがって,図書を利用せずに済ませるには,番号を予め調べておく必要がある. 規則にしたがう限り,こちらの研究には協力的であり,規則通りに複写してくれる.仕事も丁寧である.貝葉写本について,現在は,デジタルカメラでの撮影サーヴィスを開始したそうである.ただし,状態が良い貝葉写本は,そのままコピー機でも複写してくれる. |
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図書館名 | Government Oriental Manuscript Library, Madras 600 005 |
住所 | - |
連絡先 | - |
開館時間 | - |
休館日 | - |
行き方 | マドラス大学図書館を入って,奥に行った二階. |
所蔵資料の特徴 | - |
入館許可の取得方法 | 紹介状あるいは所属機関発行の身分証明書(英文) |
複写許可の取得方法 | 紹介状あるいは所属機関発行の身分証明書(英文)および申請書(英文). |
所蔵資料カタログ | An Alphabetical Index of Sanskrit Manuscripts in the Government Oriental Manuscripts Library, Madras, by S. Kuppuswami Sastri and P. P. Subrahmanya Sastri. Prepared under the orders of the Government of Madras. Madras: Government Oriental Manuscripts Library, 1938-. |
資料を使って出版する場合の注意点 | 写本を用いた出版物については1部寄贈. |
体験談・注意点 | マイソールと並んで,南インドで最も大きなコレクションを誇る.新規購入分については,閲覧室隅にあるカード・カタログをチェックしなければならない.本図書館は,自前での写真撮影を許可している.なお,一階にある大学出版部からは,有名な『新カタログのカタログ』を全巻購入することが出来る. |