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図書館名 | Sarasvati Bhavan Library, Sampurnananda Sanskrit University, Varanasi |
住所 | Sampurnananda Sanskrit University, Varanasi, UP 221 001, India |
連絡先 | - |
開館時間 | 10:30-5:00 |
休館日 | 旧暦にしたがう.祭日. |
行き方 | 正門から入ると右奥.正門右の通りに沿って裏門から入るのが便利.本屋街を抜けVice Chancellorのresidenceの前の門から入ると,左奥がSarasvati Bhavan Library. 右がLibrary.フォトグラファーはLibraryの部屋にいるので,Sarasvati Bhavan Libraryではなく,Libraryのフォトグラファーに会うのが先. |
所蔵資料の特徴 | サンスクリット写本. |
入館許可の取得方法 | 紹介状あるいは所属機関発行の身分証明書(英文) |
複写許可の取得方法 | 紹介状あるいは所属機関発行の身分証明書(英文)および申請書(英文).フォトグラファーを通して,図書館長,学長のサインを貰うことになる.コピー複写が原則.未出版テクストについては原則不許可.全ての許可が下りた後に,相当金額を会計課に収める. |
所蔵資料カタログ | 旧カタログと新カタログあり.A Discriptive Catalogue of The Sanskrit Manuscripts;
A Discriptive Catalogue of The Sanskrit Manuscripts. |
資料を使って出版する場合の注意点 | 写本を用いた出版物については1部寄贈. |
体験談・注意点 | Sir Arthur Venisが自分のパンディットを引き連れて,私塾のような形で1791年に始まった.インド各地にあるサンスクリット大学の中で最も古く,また,サンスクリット伝統の一つの中心地ベナレスにあることからも,インドにおけるサンスクリット学の一つの重要なセンターとなっている.現在は,州立である.敷地の奥にあるSarasvati
Bhavan Libraryは,設立当初から精力的に写本を蒐集し,インド国内でも,質量共に,最も重要なコレクションを形成している.ミーマーンサーにおいても,当大学図書館の写本の質量は,他を圧倒している. 写本カタログは,1791-1950までの取得写本を収めた旧カタログと,1951-1981までのものを収めた新カタログとの二つがあり,いずれも,きわめて貴重な写本を,多く含んでいる.新カタログは,1992年に刊行されたばかりで,余り普及していないこともあって,研究者の間でも参照している者は少ないようである. 写本依頼をするために図書館本館に向かうと,長時間待たされるか,人がいたとしても,前でたむろっている図書館員達の雑談に巻き込まれるかで,時間の無駄になる.実際,彼等は,写本を取り出すだけが業務であり,複写に関する業務には全く関与していない.複写のためには,まず,事務室が入っている裏の建物にいるフォトグラファーを,つかまえなければならない.あらかじめ用意した所属証明(英文の在学証明証)と写本複写アプリケーションを彼等が受け取ると,その後,図書館長,および,学長のサインが必要となる.このために,運が良くても,最低二日は待たされる.また,現地でカタログを参照するのは,そのカタログを借り出すのに,図書館利用のための別途アプリケーションと許可サインが必要となることもあるので,避けるべきである. 学長のデリー出張もなく,無事,二日後にサインが揃ったところで,別の建物にある大学の会計係に行って,所定の金額を納める.あとは,フォトグラファーが仕事をするのを気長に待つしかない.カタログのタイトル出しは,各巻や各章に細切れにされており,総計はタイトル数ほど多くはない. |
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図書館名 | Central Library, Banaras Hindu University, Varanasi |
住所 | Banaras Hindu University, Varanasi, UP 221005, India |
連絡先 | http://www.bhu.ac.in |
開館時間 | 10:30-5:00 |
休館日 | 日曜,祝日.土曜日は不明 |
行き方 | BHU内,テンプルの近く. |
所蔵資料の特徴 | サンスクリット写本. |
入館許可の取得方法 | 紹介状あるいは所属機関発行の身分証明書(英文) |
複写許可の取得方法 | 紹介状あるいは所属機関発行の身分証明書(英文)および申請書(英文).写本係りを通して,ライブラリアンのサインを貰うことになる.コピー複写が原則.未出版テクストについては原則不許可. |
所蔵資料カタログ | Descriptive Catalogue of Samskrit Manuscripts in Gaekwada Library, Bharat Kala Bhavana Library, and Samskrit Maha-Vidyalaya Library, Banaras Hindu University. Rama Sankar Tripathi. 1971. |
資料を使って出版する場合の注意点 | 写本を用いた出版物については1部寄贈. |
体験談・注意点 | カタログ中のCナンバーはセントラル・ライブラリー所蔵であり,Bナンバーはバーラト・カラー・バヴァン所蔵である.二つの建物は,広大なBHU構内でも,かなり離れているので,サイクル・リキシャー(力者)か,オート(自動三輪)での移動となる.なお,セントラル・ライブラリーは,大学内のテンプルの近くであり,そのように言わないとリキシャーには通じにくい. 多くの学生を抱える大学の中央図書館ということもあり,業務はそれなりに忙しく,写本複写も,多くは引き受けてくれない.しかも,五台のうちの二台しか,コピー機は稼働していなかった.停電が多いのも業務の遅滞を更にひどくしている.フォリオ数にもよるが,五タイトルが限度である.入館証を作った後,所属証明と複写依頼をライブラリアンあるいは写本担当者に見せ,サインを貰った後は,数日,複写ができるのを待つことになる.バーラトカラーバヴァンは,非常に不親切であり,一写本全体をコピーしてくれることは稀である.一写本につき1ページしかコピーしない,との主張が繰り返される可能性が大. |
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図書館名 | Bharat Kala Bhavan, Banaras Hindu University, Varanasi |
住所 | Banaras Hindu University, Varanasi, UP 221005, India |
連絡先 | http://www.bhu.ac.in |
開館時間 | 10:30-5:00 |
休館日 | 日曜,祝日.土曜日は不明 |
行き方 | BHU内,Bharat Kala BhavanあるいはMuseumで通じる. |
所蔵資料の特徴 | サンスクリット写本. |
入館許可の取得方法 | 紹介状あるいは所属機関発行の身分証明書(英文) |
複写許可の取得方法 | 紹介状あるいは所属機関発行の身分証明書(英文)および申請書(英文).写本係りを通して館長(ダイレクター)のサインを貰うことになる.コピー複写が原則.未出版テクストについては原則不許可. |
所蔵資料カタログ | Descriptive Catalogue of Samskrit Manuscripts in Gaekwada Library, Bharat Kala Bhavana Library, and Samskrit Maha-Vidyalaya Library, Banaras Hindu University. Rama Sankar Tripathi. 1971. |
資料を使って出版する場合の注意点 | 写本を用いた出版物については1部寄贈. |
体験談・注意点 | 観光客がよく訪れる博物館の二階にある.もともと「けち」だったのが,更にひどくなっており,当面は絶望的である. |