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図書館名 アレッポ・ワクフ図書館
al-Maktabat al-Waqfiya al-Islamiya bi-Halab
住所 Wara’ al-Jami‘ al-Umawi, Shari‘ Qadi al-Hajat, Halab
電話 332714
館長 Ahmad Muhammad Saradar
開館時間 08:00−13:30
休館日 水・金曜・祝日
複写 不可
 本館の起源は13世紀前半に建てられたal-Madrasa al-Sharafiyaに遡るが,公共図書館として開館したのは1949年のことである。蔵書の核になっている書物は,シヤラフイーヤ学院をはじめとする7つのマドラサから集められたもので,イスラム諸学に関わる刊本2,542冊となっている。かなり古い発行年を持つものが多い。

 ウマイヤモスクの北衆にあるシヤラフイーヤ学院モスクの入口を入ると正面に図書館がある。利用手続きは特に無く,館長に申し出れば希望の本を出してくれる。蔵書のデータはカード化されていないので検索には蔵書台帳を使うしかない。館外利用は認められていない上に本館には複写機が備え付けられていないので複写はできないが,複写機を持ち込めば可能である。鞄や参考図書の持ち込みは自由である。

 アレッポ・ワクフ図書館は、管理者(館長)の Ahmad Muhammad Saradar 氏が亡くなったこともあって閉鎖された。その蔵書は国立アレッポ図書館へ移されたとのことである。(2003年9月)