ダマスクス:図書館ガイド  
谷口 淳一: 京都大学大学院文学研究科
大河原知樹: 慶応義塾大学大学院文学研究科
新井 勇治: 法政大学大学院工学研究科


 

 ダマスクスとアレッポに分けて研究施設を紹介する。主としてイスラム時代以降のアラブ地域に関わる研究に取り組んでいる者が利用することを想定した上で施設を選定した。実際の利用を考えて,主に図書館に関する情報を記すことにする。

掲載情報は「西南アジア研究」41,1994より転載。※青字情報は2003年9月現在。


 

アレッポ
国立アレッポ図書館
アレッポ・ワクフ図書館
アラビア科学史研究所

◎ 追加情報一覧

<ダマスクス>

1.IFEADはHPがあるので、最新の情報はそちらを参照されたい。URLは、 http://www.lb.refer.org/ifead/index.htm。図書館の利用手数料は、年間500S.P.。

2.アサド図書館を短期間(数日程度)利用する場合は、パスポートを持参のうえ、2階(日本式3階)の mudiriya al-i`ara(貸出課。階段を上がって右手すぐにある214号室。)で手続きをすればすぐに利用できる。無料。

3.アサド図書館での写本の閲覧は、写本閲覧室にある目録カードにある請求番号を職員に伝えると、マイクロフィルムを出してくれる。写本現物の閲覧は不可。複写は厳しく制限されるようになった。通常許可されるのは、著作物1件につき2コマ(4ページ分)まで。ただし数葉しかない著作物は、まったく許可されない。

<アレッポ>
1.アレッポ・ワクフ図書館は、管理者(館長)の Ahmad Muhammad Saradar 氏が亡くなったこともあって閉鎖された。その蔵書は国立アレッポ図書館へ移されたとのことである。

以上、2003年9月。



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