トルコ
在日公館
トルコ共和国大使館
Embassy of the Republic of Turkey in Japan
連絡先
〒150‐0001 渋谷区神宮前2丁目33‐6  Tel: 03-3470‐5131/5
URL
http://www.turkey.jp/
在外公館
Turkey Embassy of Japan
連絡先
Resit Galip Caddesi No. 81, Gaziosmanpasa, Ankara, Turkey (P.O. Box 31-Kavaklidere)
Tel: (90-312) 446-0500  Fax: (90-312) 437-1812
URL

留学ガイド(トルコ編)

※2004年7月現在、研究許可の追加申請のシステムが各図書館に直接申請するものに変更されたという情報がある。これについては後日追加情報を掲載する予定である。

(1) 出国まで

ヴィザ/研究許可

 日本から研究機関の研究許可及び研究ヴィザを取得するには、在日本トルコ大使館を通じて申請する必要がある。必要書類に関しては大使館に問い合わせること。申請から許可が折りヴィザを取得するまでの期間は、筆者の知る限りでは最短で二ヶ月、最長で11ヶ月とおおきな開きがある。申請時に多数の研究機関に許可を申請すると、書類の処理に時間がかかる。そのため、最初はあまり多くの機関の研究許可を申請せずにすばやくヴィザを取得し、留学後に研究許可を追加申請する(在アンカラ日本大使館を経由して行う)という方法もある。
 研究許可の期間は、以前は一年以上は認められなかったというが、最近は二年間認められる例もあるので、長めに申請しておくほうが良いだろう。

奨学金

 トルコ留学のための奨学金として、トルコ政府奨学金がある。期間は8ヶ月、支給額は月1万円弱と少ないが、取得が比較的容易で身分が保証されるという強みがある。

(2)現地到着後

滞在許可証

 長期滞在者は、警察emniyetで滞在許可証ikamet tezkiresiを取得する必要がある。これを取得すれば、ツーリストとしての限度である三ヶ月以上の滞在が認められる。取得しなくとも三ヶ月に一度出国すれば問題はないが、一部の研究機関(トプカプ宮殿付属図書館・古文書館、考古学博物館付属図書館、トルコ・イスラーム美術博物館付属図書館など)では利用時に滞在許可証の提示を求められる。これらに対し、総理府古文書館、スレイマニエ図書館、アタテュルク図書館などでは滞在許可証の提示は求められない。滞在許可証を取得するには、ヴィザのほか、利用する研究機関(何れか一箇所でよい)から警察に提出するための書類を受け取る必要がある。

語学学校

 イスタンブルにおける外国人向けトルコ語語学学校は、トメルTomer(アンカラ大学付属)、トメルTomer(こちらは私設)、ディルメルDilmer、イスタンブル大学の外国人コースなどがある。このうち、少数の受講生で会話を重点的に行うのは最初の三校である。アンカラ大学付属のトメルは最もレベルが高いと言われている。またディルメルはタクスィム広場に近く、交通の便が良い。

 イスタンブル大学の外国人用コースはひとクラス30人程度の受講生からなり、主にリーディング・ライティングを中心に教える。受講料が比較的安価という利点もある。


トメル(アンカラ大学) http://www.tomer.ankara.edu.tr/
トメル(私設) http://www.ekavtomer.com.tr/
ディルメル http://www.dilmer.com/

インターネット

 現地のインターネット接続状況に問題はない。通常は、パソコンショップや書店などで販売されているプロバイダの接続キット(1ヶ月、6ヶ月、12ヶ月など)を購入して利用する。最近はADSLも利用することができるようである。インターネットカフェの数も多い。

(3)参考情報


在アンカラ日本大使館 http://www.tr.emb-japan.go.jp/
トルコ航空 http://www.turkishairlines.co.jp/
(2004年8月記)