カザフスタン |
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在日公館 |
カザフスタン共和国大使館
Embassy of the Republic of Kazakhstan in Japan |
連絡先 |
〒152‐0003 目黒区碑文谷5丁目9‐8 Tel: 03-3791‐5273/4 |
URL |
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在外公館 |
Kazakhstan Embassy of Japan |
連絡先 |
Kazibek Bi Road 41, Almaty, Republic of Kazakhstan Tel: (7-3272)980-600 Fax:
(7-3272)980-601 |
URL |
http://www.kz.emb-japan.go.jp/jp/index.html |
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カザフスタン留学情報 |
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藤本 透子 |
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カザフスタンへの留学のしかたは、目的によってかなり異なります。私自身は、東洋学研究所(Institut
vostokovedeniya)に研究生として留学し、文化人類学的調査の便宜を図ってもらっています(研究所には月100ドルを支払う)。以下、私自身の経験をもとに、留学生活と留学の手順について書きます。
東洋学研究所は基本的に研究機関なので、時間の決まった授業というものはありません。図書館に通ったり、指導教官のアドヴァイスをうけたりすることがおもな活動になります。研究目的に応じて、研究者やインフォーマントを紹介してもらうことも可能です。カザフ語やロシア語を学ぶには、個人レッスンをしてくれるひとを探す必要があります。研究所でも斡旋してくれますが、レッスン料は交渉によって決まり、研究所に支払う100ドルには含まれません。(語学留学の留学先としては、カザフ民族大学があります)。このほか、研究所では学術会議がかなり頻繁にひらかれています。また、年末には「新年祝い」があり、私が参加した年は、持ち寄りで食事をし、ダンスパーティーがにぎやかにひらかれました。
生活全般は、アルマトゥ市などの都市であれば、さほど不便はありません。電話、電気、ガス、水道(温水、冷水)、暖房設備など一通りそろっています。ただ、水道水は煮沸して飲むなどの注意は要ります。雑貨や食料、衣類はバザールや商店でそろいます(品質は確認して買う必要がある)。全体的にカザフスタンの気候は乾燥しており寒暖の差が激しいので、暑さ、寒さ対策が必要です。
さて、留学の手順としては、東洋学研究所の場合、まず申請書(目的、期間、パスポートの情報など)を書いて研究所にメールなどで送ります。研究所からは招待状をFaxなどで送ってもらいます。その後、在東京カザフスタン共和国大使館に、ビザ申請書(申請用紙は大使館にある)、ビザ代、招待状、パスポートをもっていくか郵送します。(申請について詳しいことは大使館に直接問い合わせてください。私が申請したときはビザ番号も必要で、研究所からビザ番号を知らせてもらいました)。その後、ふつうは1週間〜10日でビザを受け取ることができます。
カザフスタンに到着後は、3日以内に外国人登録が必要です。これは招待先機関が行なうことになっています(私の場合は東洋学研究所にパスポートを渡して依頼しています)。登録にはカザフスタンでの居住地の連絡先(住所など)が必要です。長期滞在(3ヶ月以上)の場合は、外国人登録のためエイズ検査証明書も要求されます。また、登録した州以外に長期で滞在する場合、滞在先の州での登録が必要です。外国人登録は、留学目的や留学先によっても異なり、また規則が変わることもあるので、その都度、確認してください。昨年から登録に当たってmigratsionnaya
kartochkaというカードが発行されるようになっています。
(2004年1月寄稿)
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