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センターセミナー「映画から見る中東社会の変容 (『ガーダ―パレスチナの詩』)」が開催されました

開催日:2015年2月11日

題材:「ガーダ:パレスチナの詩」

講師:古居みずえ氏(監督)、後藤絵美氏(東洋文化研究所)

報告

 2014年度最後となる今回の中東映画研究会では、古居みずえ監督によるドキュメンタリー映画『ガーダ:パレスチナの詩』(日本・2005年)を上映し、その後、監督の古居みずえ氏とその対談者として後藤絵美氏(東京大学東洋文化研究所)を迎えて議論が行われた。
  映画『ガーダ:パレスチナの詩』は、1994年から10年近くにわたって古居みずえ氏が撮影したドキュメンタリー映像を、ガーダという一人の女性を軸に構成した作品である。対談者の後藤氏は、この作品に「パレスチナ問題の歴史、ガーダ自身のライフステージ、日常の生活」の3つの時間が読み取れると評した。実際に、この映画のなかでは、パレスチナ・イスラエル間の和平交渉の開始と崩壊、ガーダの結婚と出産、そして日々の料理や子育てなど、あらゆる題材が作品としての統一感を乱すことなく詰め込まれている。
 対談では、後藤氏の質問に古居監督が応答する形で議論が進み、取材のスタイルや自身の視点の変化、登場した人々のその後など、多岐にわたる話題が提供された。これを受けて50人近くの参加者となった会場との質疑応答では、ガザ地区の現状と今後、日本の沖縄や福島との比較、ガーダがハネムーンでエジプトを選んだ背景などに関して活発な質疑、議論が展開された。(報告:鈴木啓之)

当日の様子

センターセミナー「映画から見る中東社会の変容 (『ガーダ―パレスチナの詩』)」 センターセミナー「映画から見る中東社会の変容 (『ガーダ―パレスチナの詩』)」

センターセミナー「映画から見る中東社会の変容 (『ガーダ―パレスチナの詩』)」

開催情報

【日時】
2015年2月11日(水・祝)15:00-
※通常と時間が異なります

【場所】
東京大学 東洋文化研究所 3階 大会議室
※エレベーターを出て正面の部屋です

【コメンテーター】
古居みずえ監督 (対談者:後藤絵美氏)

【題材】
『ガーダ―パレスチナの詩』
日本、2007年
監督:古居みずえ
アラビア語、英語音声、日本語字幕

【テーマ】「女性」:
ガザに生まれ育った一人の女性ガーダ。彼女の半生を通して見えるパレスチナの現実とたくましく生きる女性たち。
高らかに歌い上げられる詩の数々と湯気立ち上る手料理に、人々の生き様が見えてくる。

【主催】
中東映画研究会

【共催】
東京大学・東洋学研究情報センター・セミナー
東文研・班研究「中東の社会変容と思想運動」

準備の都合上、事前に下記のアドレスまで参加希望のご連絡をお願いします。
mecinema2014[at]gmail.com ※アドレスが変わりました。こちらにご送付ください。



登録種別:センター関連
登録日時:Thu Feb 19 11:20:39 2015
登録者 :後藤・藤岡
掲載期間:20150211 - 20160211
当日期間:20150211 - 20150211