News

アジア社会学コンソーシアムによるスピーチが実施されました

2011度の第2・3回目にあたるアジア社会学コンソーシアムによるスピーチが以下の通り行われました。

日時: 2012年3月30日(金)午後3時~5時

場所: 東洋文化研究所3階大会議室

講師とタイトル:

(1)翟学偉(南京大学社会学院教授)
「中国人関係的向度及其在互聯網中的表達(中国人の人間関係:その特性とインターネットでの顕現)」
(2)范 可(南京大学社会学院教授)
「Negotiating Ethnicity among South Fujian Muslims」(以前のものから変更)

 翟教授は、従来の欧米の研究動向が「短期的かつ選択的」人間関係を過度に重視してきたものの、中国人の行動様式には「長期的かつ非選択的」人間関係が強い影響を及ぼしており、そこに新しい研究の必要性があることを指摘しつつ、インターネット時代において、「短期的かつ選択的」関係が支配的になるという時代背景の中で、中国人の行動様式がどのように変化しうるかといった新しい研究課題があると述べた。
 范教授は、自身の福建省泉州市の2つのコミュニティ研究を通じ、(部分的に)漢化したイスラム系住民が、地方政府によるイスラム圏との交流を通じた経済活性化政策の中で、どのような動きを示していたのかを示し、イスラム系住民がみずからの「象徴資本」をいかに利用しているかを論じた。
 フロアからは、概念のローカル化とその意義、「中国的」と評される現象のもつ比較社会学的インプリケーション、中国の地方政府がもつ文化アイデンティティへの「両面価値的」態度などが質問され、活発な討論が行われた。


翟学偉教授
翟学偉教授

范 可教授
范 可教授

聴衆の様子
聴衆の様子


関連情報

告知情報はこちらをご覧ください



登録種別:その他
登録日時:Sat Mar 31 11:08:08 2012
登録者 :園田・藤岡
掲載期間:20120330 - 20120930
当日期間:20120330 - 20120330